クラシック・ギタリスト、デヴィッド・ラッセル
デヴィッド・ラッセルは、その卓越した音楽的才能と優れた芸術性ゆえに世界中でその名を知られ、聴衆、批評家のいずれからも最高の賞賛を得たクラシック・ギタリストです。彼の偉大な才能および彼の国際的な経歴を評価され、1997年にロンドンのロイヤル・アカデミー・オヴ・ミュージックのフェロウ(Fellow)を命名されました。
2003年5月には、彼が幼少時代を送ったメノルカ島の町 Es Migjorn から“adopted son(養子)”となること、という偉大な名誉を授けられました、
2003年11月には、Balearics音楽院から名誉勲章を与えられました。
ロイヤル・アカデミーの学生として学ぶ間に、ラッセル氏は、ジュリアン・ブリーム・ギター賞を2度受賞、ラルフ・ヴォーン・ウィリアム財団から奨学金を受けました。その後、A.セゴビア国際コンクール、J.ラミレス国際コンクール、およびスペインの有名なF.タレガ国際コンクールで優勝。
G.サントルソラ、J.モレル、F.クレンジャンス、C.ドメニコーニ、S.アサド、等の作曲家が彼に作品を捧げ作曲しています。
演奏を目の当たりにした人々は至る所で、ラッセル氏の音楽的天賦の才に感動し、舞台上で展開される様(さま)に魅了されます。いかなる難曲においても、完璧かつ一見易々と見える演奏を通して、彼の技巧に対する敬愛の念が音楽へとその姿を変えます。細部への配慮、挑発的で情感豊かなフレーズは個々の作曲家達がそれそれの作品で創出しようとしていた挑戦的意図への、本能的理解を示しています。
デービッド・ラッセル、ニューヨーク、ロンドン、東京、ロサンジェルス、マドリッド、トロント、アムステルダム等の主要都市における著名なホール出演し、まさに世界中で演奏活動をを繰り広げています。また多くの音楽祭にも招かれ演奏をしています。
録音には、GHAからリリースされたバッハ、ヘンデル、スカルラッティのの編曲作品、同レーベルからの19世紀の音楽、オペラ・トレスからリリースされたフランシスコ・タレガ全集等があります。
1995年以来、デービッド・ラッセルは、Telarc Internationalと独占契約を結び、パラグアイのギタリスト・作曲家A.バリオスをフィーチャーしたCD、F.M.トローバ、そしてJ.ロドリーゴのギター協奏曲(「アランフェス協奏曲」「ある貴紳に捧げる幻想曲」「宴への協奏曲」)、等のスペイン音楽、「ギターのためのケルト音楽」「ジュリアーニ作品集」「バロック音楽選集」「スペイン名曲集」そして「David
Russell バッハを弾く」などを録音。
ロンドンでのラッセル氏の演奏を聴いてアンドレス・セゴビアは次のように語った。
「あなたの音楽性と、ギタリストとしての演奏技術に私は祝福を捧げます」
http://davidrussellguitar.com/