vol.22《19世紀のギター音楽》
3月に続き、オリジナル19世紀ギター(1830年頃作られたJ.ブッヘル)でお聞きいただきました。お馴染みの曲も、オリジナル楽器を使うと違うテクニック、違うアプローチになるのだそうです。小さなボディーなのに、大きな芯のある音、豊かな音色。この楽器が演奏された時代は、(建築洋式はもちろん全然違いますが)こんな小さな会場で奏でられたのだろうなと思います。 休息のお茶の時間には、みんなで楽器の変化や、音楽の違いなどの話がはずみました。
●program F.ソル(1778-1839) ・魔笛の主題による変奏曲 Op.9 ・24の漸進的小品集(全曲)Op.44 M. ジュリアーニ(1781-1829) ・二つのアイルランド民謡 Op.125 M.カルカッシ(1792-1853) ・25の旋律的且つ斬新的練習曲集 Op.60より J.K.メルツ(1806-1856) ・序奏と華麗なロンド Op.11 〜19世紀のギター愛想曲集 ・ソル《月光》 ・コスト《舟唄》《練習曲 二短調》 ・メルツ《ロマンス》
●チケット/\3500 ●主催/ マンサーナ Manzana Tel.075-972-2834 ●企画 /藤井眞吾/ http://homepage3.nifty.com/shingogt/ ●会場/アートステージ567 京都市中京区夷川通烏丸西入巴町 9-2 「コロナ堂」2F/ Tel. 075-256-3759 (*地下鉄「丸太町」駅6番出口より徒歩3分)