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トリオ アルモニア、リサイタル《夕べに》
●更新/2006年1月14日

Trio Armonia A Sera
トリオ・アルモニア リサイタル
《夕べに》

July.-8, 2005

2005年7月8日[金]
7:00PM
● 会場/ 琵琶湖ホテル・チャペル
TEL. 077-524-7111

● 入場料/一般=3,500円(80席限定)
● 出演 /山本隆子(ソプラノ)、
R.バローネ(クラリネット)、
佐々木滋隆(ギター)
● 主催・予約/マンサーナ
TEL. 075-972-2834


 


・・・イタリア古典から近代の歌曲を中心に

滋賀県を中心に活躍する「トリオ・アルモニア Trio Armonia」はソプラノの山本隆子、クラリネットのR.バローネ、そして19世紀オリジナルギターを携えた佐々木滋隆、の三人から構成されます。今回は古典期から近代にかけての歌曲を中心に、さらにはギターとクラリネットのための非常に珍しい、ニューマンによる「パイジェッロ「うつろな心」の主題による変奏曲」などが演奏されます。
初夏の琵琶湖を背景に、ソプラノ、クラリネットとギターの音色でイタリア音楽を楽しんでみませんか!(マンサーナ)

イタリア音楽の中にソプラノ・クラリネット・ギターの為に書かれたものがない ため自分達で編曲しました。イタリアオペラのアリアや歌曲を中心にトリオをは じめ、ソプラノとギターでは19世紀のギタリスト兼作曲家マウロ・ジュリアーニ の作品を、ギターとクラリネットではドニゼッティやニューマンのオリジナル曲 を、またクラリネット奏者ロムアルドの故郷南イタリアの歌等、皆さんがどこか で耳にされた曲も並べてみました。 時間とともに変化していく初夏の琵琶湖の景色をバックに、私達トリオ・アルモ ニアの奏でる音楽で、皆さんとご一緒に楽しいひとときを過ごせることを願って おります。ぜひお越しください。お待ちしています。(トリオ・アルモニア)

PROGRAM ・・・
トリオ(三重奏)】
F.トスティ 作曲/夕べに、、はるかに  G.サルティ 作曲 /愛する人から遠くはなれて G.マルティーニ 作曲 /愛の喜び  ディ・クルティス作曲/帰れソレントへ   コットラゥ作曲/サンタ・ルチア G.ジョルダーニ 作曲/いとしい女よ モリコーネ作曲/ニューシネマパラダイス
ソプラノ & ギター】

マスカーニ 作曲/あなたの星 ジュリアーニ作曲/アリエッタ Op.95より
クラリネット & ギター】

ドニゼッティ作曲/セレナータOp.5より H.ニューマン 作曲/パイジェッロ「うつろな心」の主題による変奏曲
ギター独奏

ソル作曲/三つの小品

●山本 隆子(やまもとたかこ/ソプラノ) Takako YAMAMOTO - soprano
1989年に「ジーノ・べーキ教授特別公開講座」の出演受講者に選ばれ、ディプロマを授かる。これを機に「日伊交歓ガラコンサート」にレギュラー出演のほか、国内の多くのコンサートに出演。イタリアでは、ローマの国際アカデミア・アイーダ主催のコンサート、バルベリーニ宮殿主催のコンサートやヴィテルボ市主催のコンサートに出演。その歌唱力はオペラの本場イタリアでも高い評価を得ている。2002年滋賀県文化奨励賞受賞。

今 回のコンサートのタイトルにもなっているA Sera 「夕べに 」にで黄昏時のヴェネツィアを愛する人のもとへとゴンドラを 漕ぎ出だしSerenataを恋人の窓辺に歌いに行く青年のように愛 の言葉にあふれた歌の数々を黄昏暮れてゆく琵琶湖を背景に歌 わせていただきます。すてきなひとときを共有できることを願 っています。

山本隆子

●ロムアルド・バローネ(クラリネット) Romualdo BARONE- clarinet
イタリア出身。イタリア国立チマローザ音楽院、スイス国立ベルン音楽院卒業。ヨーロッパ各地でマスタークラス修了。クルト・ウェーバー、ジェルヴァーズ・ベイエに師事。1989年よりパリでトリオ・アルテファクトのクラリネット奏者を務る。1990年イタリアで「マコッジ賞」受賞。フランスU.F.A.M.コンクール3位。1995年より日本に滞在し、リサイタル、サロンコンサートなどに意欲的に取り組んでいる。

このトリオで活動するようになり、色々なコンサートで演奏す るのは大変興味深く楽しいことです。このような編成のトリオ のために書かれたオリジナル曲は無いためアレンジして演奏し たり、佐々木さんの19世紀との共演も特別なアンサンブルで 面白く思っています。今回の演奏曲は全てイタリアのもので、 このこともとても嬉しく、楽しいコンサートになることと思い ます。

ロムアルド・バローネ

●佐々木 滋隆(ささきしげたか/ギター) Shigetaka SASAKI - guitar
大津市出身。高松短期大学音楽科でギタ−を西垣正信氏に師事。同校卒業後、室内楽やソロ活動の他、滋賀県にてギタ−の普及・指導・演奏会企画等に活躍。びわ湖ギターフェスティバル実行委員、19世紀ギター倶楽部会員、志賀町在住。

私は、昨年初夏の琵琶湖ホテル・チャペルでのコンサートの時、聴衆として客席 に座っていました。演奏はとても素晴らしく感動しましたが、それ以上に背景の 琵琶湖の景色に感動しました。開演時には、明るく輝いていた琵琶湖が時間の経 過と共に少しずつ暗さを増していき、夕暮れ、夕闇、夜への変化、時にはライト アップした噴水や遊覧船の動きを見ながら、生の音楽演奏が聴けるなんて、とて も贅沢なひとときを過ごしました。その時自分も仲間とこの時期にこのステージ で演奏できたらどんなに素敵だろうかと思い、昨年12月マンサーナさんに思いの 丈を伝えると快諾していただけ、それがまもなく実現するのです。感謝の気持ち で一杯です。おおきにー。

佐々木滋隆


*関連サイト 

●トリオ アルモニア TRIO ARMONIA
●佐々木滋隆HP〈音待人〉
●ロムアルド・バローネ公式WebSite
●19世紀ギター倶楽部

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