update: 2006年7月23日


 
 

京都公演

ギター音楽の様々 天使の協奏曲

2006年7月20日(木)6時30分 開演 
会 場京都府民ホール ALTI
出 演藤井眞吾、中野義久、松田晃明、佐々木滋隆、
     田中靖二、岩崎慎一、松岡 滋
ゲストW.カネンガイザー
賛 助 高公崇、西尾純平、亀井貴幸、荒木雄図、蟹江真実
   ギター音楽の様々・特別ギター合奏団
企 画●藤井眞吾     
主 催マンサーナTel.075-972-2834
共 催 (株)現代ギター社
入場料前売¥4000 当日¥4500(全席自由)


●第3部 /ギター合奏と独奏ギターのための「天使の協奏曲」(藤井眞吾)

カネンガイザー氏は情熱的で完璧な演奏、合奏団も素晴らしい演奏です!
鳴りやまない拍手にこたえて、予定になかったアンコールが演奏されました。

●第1部/アンサンブル
  


〜合奏団の軌跡〜

この演奏会の企画者、そして「天使の協奏曲」の作曲者でもある藤井眞吾氏自身の指揮・指導で練習が始まりました。

一般から公募された合奏団。5月3日に1回目の全体練習が行われました。
初めて集うメンバー。 しかも新作の初演です。

情報紙「あいあいAI京都」の取材もありました。
練習は長時間に渡ります。
回を重ねるごとにメンバーは仲良くなっていきました。
中でもコンサートマスターの松岡先生は人気者!
全体を2つのグループに分け、午後と夜の2回練習という日もありました。この日は 九州から中野義久さんも練習に参加してくれ、指揮者とともにダブルヘッダー。 講師陣、タフです。

福岡公演練習のソリストをつとめた三良裕亮さんを迎えて、本番さながらの緊張感を持っての練習も経験しました。
中野さんのもとでギターを学ぶ彼は、若くて素晴らしいギタリストで、立派にカネンガイザー氏の代役をつとめてくれました。

7月16日カネンガイザー氏ついに来日!
おみやげは、なんと「天使の協奏曲」と英語で刺繍された帽子!!指揮者とソリスト、世界中にふたつしかありません。この帽子に、今回の 「天使の協奏曲」に対する熱意があらわれているのでした。
19日はいよいよ練習にカネンガイザー氏登場!
颯爽とあらわれ、新作なのにすっかり弾き慣れた曲のように完璧な演奏。 作曲者の意図も十二分に理解しているのです。
「こうすればもっと良くなる!」カネンガイザー氏の 指導にも熱が入ります。
どんな時でも、より良い音楽を目指してベストを尽くす、この結果が世界のトップなのでしょう。明るくユーモアあふれる元気な指導。
いよいよ明日はこの演奏がステージへ!!

 



●7月12日発行/朝日新聞「あいあいAI京都」掲載


● 第1部/重奏
 ギター六重奏による「ブランデンブルグ協奏曲 第6番(J.S.バッハ)」
W.カネンガイザー/
藤井眞吾/中野義久/佐々木滋隆/岩崎慎一/松岡 滋

 ギター五重奏「泥棒かささぎ序曲(ロッシーニ/藤井眞吾 編曲)
中野義久/松田晃明/ 田中靖二/岩崎慎一/松岡 滋
 ギター二重奏「紺碧の舞曲(藤井眞吾)」
W.カネンガイザー/藤井眞吾


●第2部
/カネンガイザー氏による独奏
 1.悲歌的幻想曲(F.ソル)
 2.友人達のスケッチ(B.ヘッド)より
   - Lobster Tale - November Song - Brookland Boogie
 3.コユンババ(C.ドメニコーニ)


●第3部/コンチェルト
 ギター合奏と独奏ギターのための「天使の協奏曲」(藤井眞吾
 ソリスト=W.カネンガイザー、指揮=藤井眞吾


出演者●profile
ウィリアム・カネンガイザー /2004年グラミー賞を受賞したロサンゼルス・ギターカルテットの一員として有名なカネンガイザーは、ソロ・ギタリストとしても高く評価されており、現在、米国クラシック・ギター界のリーダーのひとりとして広く知られた存在。モーツァルト、ヘンデル、バルトーク作品から東ヨーロッパやカリブ海の音楽までと、彼のレパートリーは意欲的であり、クラシック・ギターのレパートリーとしては革新的ですらある。現在、ソロ、カルテットの演奏で世界中で活躍している。ソロ・ギタリストとしては今回が4度目の来日となる。
藤井 眞吾 (企画/作曲/指揮/演奏)/ ギター演奏だけでなく作曲・編曲、演奏会の企画まで手掛け、ギターの可能性を広げる活動を展開中。岡本一郎、故ホセ・ルイス・ゴンザレス、デイヴィッド・ラッセルの各氏に師事。1997年スペインにてコーレマン賞を受賞、英国王立音学院の演奏家ディプロマ《A.R.C.M.》を得る。帰国後、室内楽、現代音楽の分野でも精力的に活動。フォレストヒルミュージックアカデミー(博多)特別講師。 http://homepage3.nifty.com/shingogt/
中野 義久(京都・福岡公演演奏) /大学時代に京都で岡本一郎、佐野健二の両氏に師事。2003年度下関市芸術文化振興奨励賞受賞。O.ギリアのレッスンを受講。現在、各地で独奏・室内楽・編曲・指導に活躍している。九州ギター音楽協会副会長、山口県ギター音楽協会会長、フォレストヒルミュージックアカデミーギター科主任講師。下関市在住。
松田 晃明/ クラシックギターを溝淵仁啓氏、コード理論とリズムパフォーマンスを鳩山薫氏に師事。第7回朝日放送ABCギターフェスティバル第2位、第8回スペインギターコンクール第3位。1995年、ホセ・ルイス・ゴンザレスのマスタークラスを受講。日本・スペインギター協会専門会員。京都音楽院音楽療法科講師。
佐々木 滋隆 /高松短期大学音楽科でギタ−を西垣正信氏に師事。同校卒業後、室内楽やソロ活動の他、滋賀県にてギタ−の普及・指導・演奏会企画等に活躍。びわ湖ギターフェスティバル実行委員、19世紀ギター倶楽部会員。大津市在住。 http://otomachibito.ne.nu/
松岡滋/ギターを柴田健氏に師事。関西外国語大学卒業後フランス、ジョワンヴィル市立音学院に留学し、ギターをロベルト・アウセル氏に師事。帰国後、全国各地で演奏活動を行っている。2000年、ファーストCD“クロース・トゥ・ユー”をリリース。第4回山陰ギターコンクール1位、第16回日本ギターコンクール3位。日本ギターコンクール協会理事。 http://shigeru-m.jp/
岩崎 慎一 /松山豊樹、木村英明、藤井敬吾、ホセ・ルイス・ゴンサレスの各氏に師事。A・ディアス、D・ラッセル、他のマスタークラスを受講。第23回クラシカルギターコンクール(東京)、ホセ・ルイス・ゴンサレス国際ギターコンクール(アルコイ)優勝。大阪市在住。
田中 靖二/ 阿部保夫&恭士両氏、藤井敬吾氏に師事。ジャズを細野義彦氏に師事。第16回ギター新人賞(現クラシカルギターコンクール)3位。02年ソロCD「Virtual Games」リリース。03年〜04年「現代ギター」に自作曲連載。http://www.biwa.ne.jp/%7Eyasuji-t/

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