●セルヴァドーレ・レーニ
Selvadore Raehni (Cl.)
15歳にしてタリン(Tallinn)でのクラリネットコンクールで1位優勝。翌年には同地及びエストニアの主要都市、またモスクワ国際音楽祭でモーツァルトのクラリネット協奏曲を演奏してデビューを飾る。ドイツのカールスルーエ音楽大学で学ぶと同時に(1991〜1997)、パリのA.ダミアン教授に師事(1993〜1997)。1989年ペテルスブルグ及びパリでペテルスブルグ・バルチック交響楽団と共演。エストニア国立交響楽団と契約(1989〜1991)。ソリストとして、ベルリン交響楽団(ベルリン「Shauspielhaus」)、ポーランド室内管弦楽団(カールスルーエ・ブラームスホール)、京都市交響楽団(大阪シンフォニーホール、京都コンサートホール)等と共演。ドイツ国内で7回のリサイタルを開催(1997〜2001)。
●ドナルド・リッチャー
Donald Litcher (Vc.)
ドナルド・リッチャーはW.ストッキング、S.ケイツにチェロを学んだのちに、ジュリアード音楽院でL.マンロウに師事、同音学院の学士号を得ている。また在学中首席ソリストとしてジュリアード管弦楽団をはじめ多くのオーケストラで演奏・録音活動を行い、また各地の音楽祭にも招かれ演奏をしている。ニューヨークにおいてはニューヨーク・フィルハーモニックのエキストラ奏者としてしばしば演奏し、また同交響楽団の150周年記念演奏会では海外演奏ツアーに参加した。現在は京都市交響楽団のチェロ奏者として演奏活動を行う。2002年にギターの藤井眞吾とDuoリサイタル(STUDIO73、琵琶湖リサイタルシリーズ
vol.4)。
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●山本 美帆 Miho
Yamamoto (Vn.)
5歳よりヴァイオリンを飯塚勉、渋谷由美子の両氏に師事。京都市立芸術大学音楽学部にてヴァイオリンを林靖子、岩淵龍太郎、室内楽を岸邉百百雄の各氏に師事。同大学の定期演奏会、卒業演奏会に出演。卒業の祭、音楽学部賞を受賞。また、関西新人演奏会、京都芸術祭等に出演。93年、ウィーンにて行われた室内楽サマーアカデミーで、プラハ弦楽四重奏団、バルトーク弦楽四重奏団に師事。現在、90年12月在学中より京都市交響楽団団員。
●小川 由紀 Yuki
Ogawa (Vn.)
相愛大学卒業。同大学研究科終了後アメリカ・インディアナ大学留学。パフォーマー・ディプロマ科修了。現地にてリサイタルを開く。中西忠、久合田緑、ヘンリック・コヴァルスキーの各氏に師事。現在京都市交響楽団のヴァイオリン奏者。
●高村 明代 Akiyo
Takamura (Vla.)
東京都立芸術高等学校を経て東京芸術大学音楽学部卒業。ヴァイオリンを日高毅、中島三幾、ヴィオラを菅沼準二、店村眞積の各氏に師事。2000年6月に東京と大阪(大東阪)、2003年2月に京都と滋賀(水口町)においてリサイタルを行う。2001年8月、第13回アフィニス夏の音楽祭に参加。現在、京都市交響楽団に在籍。
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