update: 2006-01-04


琵琶湖リサイタルシリーズ 第16回
王 霄峰〜 無伴奏胡弓演奏会
Oct.-03, 2003

琵琶湖リサイタルシリーズ 第16回
王 霄峰〜 無伴奏胡弓演奏会
WANG XIAOFENG , BIWAKO RECITAL SERIES vol.16 , Oct.-03, 2003

BIWAKO RECITAL SERIES vol.16
王 霄峰
無伴奏胡弓演奏会

10月3日[金] 7:00pm 開演
会場/琵琶湖ホテル・チャペル
TEL. 077-524-7111
● 入場料/4,000円(80席限定)
● 主催・予約/マンサーナ TEL. 075-972-2834

北京生まれの王霄峰が中国古曲を奏でる

●プログラム●
良宵(劉天華作曲) /病中吟(劉天華作曲) /空山鳥語(劉天華作曲) /太湖船(中国民謡) / 月夜(劉天華作曲) /陽関三畳(中国古曲 歌付き) /光明行(劉天華作曲) / 二泉映月(華彦鈞作曲) /燭影揺紅(劉天華作曲) /花八板(中国民謡)

PORTRAIT

王さんからのメッセージ・・・

 こんにちは、胡弓奏者の王です。
 胡弓は、父から手ほどきを受け、中国の先生の元でも習ってきました。今は、日本で演奏活動をしていることは、その時には思いもよらなかったことです。  楽器自体は構造的にとても簡単で、弦二本しかなく、馬の尾でできた弓を使って演奏する仕組みになっています。楽器には紫檀や紅木と言った堅い木で作ります。
 構造的にはとても簡単ですが、演奏するのはとても難しいと思います。私の場合は小さいときから習っているせいもあるか、当たり前のように演奏していますが、時々生徒さんに教えるときに、その難しさを感じます。また、演奏する人の心というか、内的なものも非常に正確に現れてきます。
 今回の演奏会には、胡弓奏者として、まず、ならわなくてはならない曲、つまり、胡弓のために書かれた曲を中心に、中国の民謡を加えて演奏する予定です。日本では普段あまり耳にしない曲ではあると思いますが、中国では、このような曲はいわゆる胡弓の曲として認識されているものです。  どうぞ、お楽しみにしてください。          

胡弓奏者 王 霄峰

演奏者 Players王 霄峰 (胡弓)
中国北京市生まれ。6歳より、中国東方歌舞団 首席胡弓奏者で、国家第一級胡弓奏者である父、王全忠に胡弓を学び、後に北京中央音楽院教授張韶氏に師事。1987年来日。千葉大学文学部行動科学科(東洋哲学専攻)卒業。その後、ホテルグリンタワー幕張に勤務。2000年に本格的なソロ活動を開始し、これまでリサイタルを中心に演奏活動を行っている。中国胡弓の伝統的演奏を重視するとともに、日本の曲、西洋の曲などの演奏も積極的に手がけ、その透明な音色は多くの人々を魅了している。また、他分野とのコーラボレーションも積極的に行い、上田遥によるコンテンポラリーダンスでは、雅楽の東儀秀樹、クラシックバレエダンサーの高部尚子、島田衣子、白石貴之らとともに舞台上で演奏、そしてダンスを行う。能舞台では、重要無形文化財総合指定能楽師 松山隆雄氏、能管の一噌幸弘らとともに新作能を制作、発表。2001年には、東京の国立能楽堂、横浜能楽堂での史上初の胡弓演奏を行い、好評を博した。また作曲も手がけ、2002年には、協和発酵のテレビCM音楽を担当し、三部作を作曲、演奏。中国における珍しい動物の映像、みなみらんぼう氏の語りとともにオンエアされている。2000年4月に初のCD「燭影揺紅」、2002年7月に二枚目のCD「二弦一心」をリリース。 朝日カルチャーセンター千葉の胡弓講師をつとめるとともに、相模原松山隆雄能舞台、新宿にて胡弓教室を開講し、日本における胡弓の普及に貢献している。

王霄峰さんのホームページ


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