program
1. マルボローの主題による変奏曲 Op.28
(F.ソル1778 - 1839)
2. 前奏曲とマズルカ(F.タレガ1852 - 1909)
1.前奏曲 ロ短調 & マズルカ ホ短調《アデリータ》
2.前奏曲 ニ長調 & マズルカ ト長調
3. スペイン舞曲第5番《アンダルーサ》(E.グラナドス1867
- 1916)
4. 《12の歌》より(武満 徹1930 - 1996)
1.《ロンドンデリーの唄》
2.《失われた恋》
3.《小さな空》
5. 《海へ》アルト・フルートとギターのための(武満
徹/1981)
1.《夜》The Night
2.《白鯨》Moby Dick
3.《鱈岬》Cape Cod
6.ギター二重奏のための「はじまりの音楽(藤井眞吾1954-)」全12曲
1.
春の小川(岡野貞一)
2.
揺篭のうた(草川 信)
3.
朧月夜(岡野貞一)
4.
凧凧あがれ(日本民謡)
5.
かごめかごめ(日本民謡)
6.
ひとめふため(京都地方童謡)
7.
春が来た(岡野貞一)
8.
さくら(日本古謡)
9.
あんたがた何処さ(日本民謡)
10.
お正月(滝廉太郎)
11.
一月一日(上 真行)
12.
海(井上武士)
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19世紀から20世紀にかけてのクラシックギターの名曲と、日本を代表する作曲家、武満徹がアルトフルートとギターのために書いた名曲《海へ
Toward the sea》、そして藤井眞吾自身ギター二重奏のために書いた曲集「はじまりの音楽」では、耳慣れたが日本の民謡や唱歌が全く新しいギター音楽に生まれ変わります。
プログラムノートを公開中
藤井眞吾ギターリサイタル
〜クラシックの名曲と 日本の音楽
共演/松石隆(フルート)竹形貴之(ギター)
〜クラシックの名曲と 日本の音楽
ギターには良く知られた名曲もありますが、そのほかに19世紀古典派の作品や、また最近の作品の中にも美しく名曲となり得る曲は沢山あります。今回はそういった点に焦点を絞って11月3日(文化の日)、函館で演奏会が出来る事は望外の喜びです。とりわけ松石隆さんと、武満徹氏の代表作と云っても良い「海へ」という作品を演奏できる事には大きな意味を感じますし、私の「はじまりの音楽」を千歳市在住の若いギタリスト、竹形貴之さんと演奏できる事も新たな喜びです。「はじまりの音楽」は「耳慣れた日本の旋律を使って、ギターを学ぶ生徒が先生と一緒に二重奏をしながら楽しめる作品を・・・」という依頼を受けて2009年に作曲/出版したものです。日本の音楽をギターのレパートリーに組み込んで行くという事は、私の長年の夢でありました。また函館市公民館は私が学生の頃何度か演奏した会場で、演奏家になろうという決心をあと押ししてくれたのも、30数年前のこの会場での演奏会がきっかけであった事を、懐かしく思い出します。
私にとって、本当に「ふるさと」というべき会場での演奏会、ギターの音色、フルートの音色とともに、名曲の数々をお楽しみ頂ければと思います。
(藤井眞吾 2011年8月/京都にて) |
2011年11月3日[木・祝] 2:00pm
開演(1:30pm 開場)
函館市公民館
函館市青柳町12-17 TEL 0138-22-3320
※臨時駐車場があります
入場料● 前売¥3,000 当日¥3,500 学生¥1,000
チケット取扱●ヤマハアベニュー五稜郭、 函館市地域交流まちづくりセンター
cafe Drip Drop、
イキ!ネット事務局 ※ヤマハアベニュー五稜郭は完売ですので、マンサーナへお電話ください
主催
●マンサーナ
TEL 075-972-2834、090-6607-2214 info@manzana.ne.jp
→予約
後援
●函館市教育委員会、函館音楽協会、函館市公民館活性化ネットワーク、北海道新聞函館支社
函館新聞社、
函館山ロープウェイ(株)FMいるか
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藤井眞吾(ギター)藤井眞吾
Shingo Fujii ギタリスト、作曲家。北斗市(旧上磯町)出身。 ギターを岡本一郎、故ホセ・ルイス・ゴンザレス、デイヴィッド・ラッセルの各氏に師事。1987年にコーレマン賞(スペイン)、英国王立音学院の演奏家ディプロマ《A.R.C.M.》。国内各地での演奏会のほか、アメリカ、中国、韓国などのフェスティバルにも招かれる。2012年にはLAGQ(ロサンジェルス・ギター・カルテット)とギター合奏のための新作協奏曲を全米四都市で初演/指揮、また各地でリサイタルとレクチャーを行う予定。
主な作曲作品に「天使の協奏曲(W.カネンガイザーのために)」「地平線の協奏曲(益田正洋のために)」「紺碧の舞曲(ギタ−二重奏)」「ラプソディージャパン(ギタ−二重奏)」「はじまりの音楽(ギタ−二重奏)」「Air(ギター四重奏)」「ロンド〜ひまわり(ギター四重奏)」など。CDに「黒いデカメロン〜ブローウェル作品集」、「夜のスケッチ」「藤井眞吾ギターのための作品集」。
上海音楽院客員教授。洗足学園音楽大学非常勤講師。 京都府在住。http://homepage3.nifty.com/shingogt/
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松石 隆(フルート)東京出身。フルートを10歳よりはじめる。1995年日本木管コンクールで入賞・特別賞、1996年函館音楽協会奨励賞、1999年ザ・フルートコンペティション
ソログランプリ(審査員全員満点)、2003年に函館市文化団体協議会青麒章を受賞。フルートを一戸敦氏・中山耕一氏に師事。P.マイゼン氏,A.グリミネッリ氏の公開レッスンを受講。これまでに、東京・函館でリサイタルを開催。ヤナーチェク弦楽四重奏団、アグネス・ギーベル氏、中山耕一氏、森洋子氏などと協演。クレアシオン、公民館マチネなどで、活発な演奏活動を行う。バッハのフルートソナタ集等6枚のCDをリリース。函館市公民館活性化ネットワーク(イキ!ネット)代表、クレアシオン副代表。函館音楽協会会員。日本フルート協会会員。東京大学大学院修了。北海道大学大学院水産科学研究院准教授(水産資源学・鯨類学)・博士(農学)。
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竹形貴之(ギター)
北海道千歳市生まれ。4歳よりギターを始める。札幌日本大学高等学校卒業後、日本大学芸術学部音楽学科を経て渡独し、ケルン(ドイツ)国立音楽大学を卒業する。これまでに、全国学生ギターコンクール高校生の部優勝、及び全部門を通じ最優秀賞となるG・L・C賞を受賞、名古屋ギターコンクール優勝、スペインギター音楽コンクール第2位、ロッズ国際ギターコンクール第3位(ポーランド)、ベルリン国際ギターコンクールファイナリスト(ドイツ)、千歳市民文化奨励賞、日本大学総長賞などを受賞する。現在はギター音楽教室を主宰しながら、積極的に音楽活動に取り組んでいる。
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