益田正洋 ● 長崎市生まれ。幼少より両親にギターの手ほどきをうけギターを始める。
89年、第20回クラシカルギターコンクールにて史上最年少で入賞。審査委員長、伊福部昭氏の発案により特別賞を受賞。翌年には、第21回同ギターコンクールにて史上最年少(当時12歳)で第一位を受賞する。また、92年には第35回東京国際ギターコンクールにて入賞を果たす。
91年のデビューリサイタルを皮切りに日本各地でソロ・リサイタルを行う。 95年にはファーストアルバムをリリース。音楽祭や様々なガラコンサートなどでも客演し、欧米、アジアの各都市に於いても演奏を行う。
2000年、ジュリアード音楽院に入学。2001年にロドリーゴ生誕100周年記念コンサートのソリストとして、リンカーンセンターにてJ.デプリースト(東京都響常任指揮者)指揮、ジュリアード・シンフォニーとアランフェス
協奏曲を演奏し、好評を博す。2003年には、シカゴで行われたバーネットファミリー財団国際ギターコンクールにてファイナリストに選ばれ、ジュリアード音楽院修士課程を首席の成績で卒業。
2004年に帰国し演奏活動を再開。以降毎年全国各地にてリサイタル、そしてCDレコーディングを精力的に行い、リリースしたCDの数は7枚にも及ぶ。(2010年4月現在)なかでも「プログレッション」、「カンタービレ」、「レニャーニ:36のカプリス」、などはレコード芸術誌特選盤に選ばれ、「セゴビアへのオマージュ」や「ヴィラ=ロボス ギター作品集」はそのユニークな選曲と企画により各メディアからの反響も大きい。(全国有名レコード店にて好評発売中)
現在、ソロだけにとどまらず、室内楽やアウトリーチコンサートにも積極的に活動を行い、現在最も注目される若手ギタリストの一人である。
公式ホームページ:http://www.masahiromasuda.com/