update: 2010-05-02

 
 

マンサーナのブログ
 
 

インタビュー(3)
・・・コミュニケーションを通じて、洗練

マンサーナ:今回のようなソロで音楽をやることと、協奏曲や、アンサンブルでは何が違いますか?

益田正洋:基本的な作業は同じだと思っています。ソロでは内なる自分に語りかけることで、協奏曲やアンサンブルでは相手とのコミュニケーションを通じて洗練させていく、そういう相違点がありますが、最終的には自分自身が主体性を持って良い方向へ導いていく、結局はそういう作業になるんだと思います。それに、ギターソロはメロディや伴奏などを同時に弾くことが多いので、一人で二役も三役もこなすので、きっと同じことなんですよね。

マンサーナ:今度はそういったプログラムも是非お聴かせ頂きたいですね。では、5月13日(木)、アルティでお会いできるのを楽しみにしています。

益田正洋:今回初めて伺う会場ですが、とても響きの良いホールだと聞いています。僕の楽器がどのように歌ってくれるか、今から待ち遠しいほどです。多くの皆さんに僕が奏でるSONATAをお聴きいただければと思っています。会場でお会い出来るのを楽しみにしております。


・・・編集後記

もうあれから4年・・・、月日の経つのは早いものです。演奏はダイナミックでパワフル、でもちょっとおしゃべりをすると「お茶目で優しいお兄さん」という感じの益田正洋さんでしたが、インタビューに快く応えて下さったその雰囲気は、4年前と何も変わっていませんでした。でもこの4年間の活躍は目覚ましく、まさに我が国を代表する演奏家の一人に成長されました。四年前の京都でのリサイタルも《ソナタ》、そして今回は新しいアルバムのリリースを終えて、再び《ソナタ》。インタビューではあえてそのことに触れられなかったようですが、益田さんの心中には、あえて《ソナタ》のプログラムで、京都再演を計画された、なにか力強い意志があるのだろうと感じずにはいられませんでした。ギターファンばかりでなく、音楽ファンの皆様、決して他では聞くことのできないプログラムです。ご予約はお早めに!(マンサーナ編集部)



チケット/前売¥3500、当日\4000 ご予約
主催/ マンサーナ Manzana Tel.075-972-2834
会場/
京都府民ホールアルティ(地下鉄烏丸線「今出川」下車南へ徒歩5分)
京都学生ギター連名協力公演

 

 
 
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