インタビュー(3)
・・・コミュニケーションを通じて、洗練
マンサーナ:今回のようなソロで音楽をやることと、協奏曲や、アンサンブルでは何が違いますか?
益田正洋:基本的な作業は同じだと思っています。ソロでは内なる自分に語りかけることで、協奏曲やアンサンブルでは相手とのコミュニケーションを通じて洗練させていく、そういう相違点がありますが、最終的には自分自身が主体性を持って良い方向へ導いていく、結局はそういう作業になるんだと思います。それに、ギターソロはメロディや伴奏などを同時に弾くことが多いので、一人で二役も三役もこなすので、きっと同じことなんですよね。
マンサーナ:今度はそういったプログラムも是非お聴かせ頂きたいですね。では、5月13日(木)、アルティでお会いできるのを楽しみにしています。
益田正洋:今回初めて伺う会場ですが、とても響きの良いホールだと聞いています。僕の楽器がどのように歌ってくれるか、今から待ち遠しいほどです。多くの皆さんに僕が奏でるSONATAをお聴きいただければと思っています。会場でお会い出来るのを楽しみにしております。
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