update: 2010-05-02

 
 

マンサーナのブログ
 
 


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3月21日リリース
7枚目のCD「Sonata」
レコード芸術5月号
特選盤に選ばれました!

 

インタビュー(2)
・・・最新アルバムの SONATA、そして協奏曲

マンサーナ:今回のプログラム、それから最新リリースのアルバムのことを少しご説明ください。

益田正洋:CDも今回のプログラムもバロック時代から現代まで、各時代の「ソナタ」と銘打たれた曲を余すことなく集めました。ソナタの発展の歴史は、西洋音楽の発展の歴史とも密接につながっています。バロック時代に「器楽曲」として成立したソナタが、時代の変遷と相俟って形式や構造がどのような変化を遂げていったのか、演奏を通して楽しんでいただければと思います。  その中でも、一番の目玉は「トロバ:幻想的ソナタ」です。A.セゴビアに献呈された作品なのですが、どういうわけか彼は全く演奏しなかったんですね。近年になってお蔵入りしていたこの作品が出版譜として世に出ることになりました。おそらく関西初演になると思います。演奏を通して、今後皆さんに愛奏される曲になるといいな、と願っています。

マンサーナ:そうですか、ますます5月13日のリサイタルが楽しみになってきました。ところで最近はソロ活動のほかに、協奏曲でのソリストや、アンサンブルの指導などにも力を注がれていると聞きましたが・・・?

益田正洋:ロドリーゴやヴィラ=ロボス、テデスコなどをはじめ、珍しいものだとジュリアーニの協奏曲第2番とか弾きましたね。一昨年はギター合奏のための協奏曲「天使の協奏曲」も九州ギターフェスティバルで演奏しました。 その中でも一番思い出深かったのは昨年7月にソリストとして初演をさせていただいた、藤井眞吾先生作曲のマンドリン合奏のための「地平線の協奏曲」でしょうか。世の中に初めて曲を誕生させる瞬間に演奏者として立ち会えたのは、何事にも変えがたい経験でした。来年2月に東京で僕が再びソリストとして再演される予定です。今後多くの皆さんに周知され、この曲が演奏される機会が増えることを切に願っています。 協奏曲のソリストとしても、指導者としてもアンサンブル団員の皆さんと一緒に音楽の楽しさを分かち合えて行けたらなと思っています。3月に仕事で行った沖縄で、ギター愛好家の皆さんにアンサンブルの指導をする機会があったのですが、一緒に音楽を作り上げていく過程の中で、魅力を伝えていくことが出来たのではないかと思っています。  やはり演奏家、音楽家のライフワークとして、楽器の魅力、音楽の楽しさを一人でも多くの皆さんに伝えていくことを続けていくことは非常に大切なことだと思っています。

・・・続き




チケット/前売¥3500、当日\4000 ご予約
主催/ マンサーナ Manzana Tel.075-972-2834
会場/
京都府民ホールアルティ(地下鉄烏丸線「今出川」下車南へ徒歩5分)
京都学生ギター連名協力公演

 

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